工場全景
所在地:徳島県板野郡北島町太郎八須字宮ノ西1番地1
[徳島自動車道 松茂スマートIC降りてすぐ]
事務所全景
25年位前まではこの2Fが寮になっていて、住み込みで働いている人もいました。
操作室
出荷係が操作する出荷管理装置(右)と製造係が遠隔操作する操作盤(左)があり、出荷係と製造係とが集中して仕事する場所です。
出荷管理装置
この装置を用いて、操作盤に出荷指令(信号)を送ります。
限りある生コン運搬車を効率よく各現場に配車しています。
- 形式
- H-SV
- メモリ
- 8GByte
- ハードディスク
- 500GByte(二重化によるデータバックアップ)
操作盤
この装置でミキサを始めとする製造設備を遠隔操作し、コンクリートを製造しています。自動制御されているものも多いのでモニター数も多くなっています。
- 制御方式
- マルチcpuによるプログラムシーケンス制御
- 配合登録
- 配合番号6桁 2000種×3グループ
- 計量管理
- 全自動動荷重調整
- 積込
- 車両番号による誤積込み防止機能付
ミキサ
青い部分がミキサです。
- 形式
- 二軸強制練りミキサ
- 容量
- 2800ℓ(最大練り混ぜ量)
- 製造能力
- 最大200㎥/h
- メーカー
- 北川鉄工所製ジクロスミキサ
※プラント2Fにあります。
ミキサ内部
スイッチが入ると、らせん状になっているアームがぐるぐると回り、石、砂、セメント、水などのコンクリート材料をかき混ぜるように練り上げます。その時間は、2.8㎥練り上げるのに通常のコンクリートでは40秒程度です。
セメントサイロ
- 容量
- 200t(通常ポルトランドセメント)
50t(高炉セメントB種)
50t(早強ポルトランドセメント)
※写真右側にある太いサイロです。
混和剤タンク・混和材サイロ
混和剤タンク
- 容量
- 10000ℓ×1基
6000ℓ×4基
混和材サイロ
- 容量
- 43㎥
計量器(左:骨材・混和材、右:水・混和剤)
鉄の箱のようなもの自体が秤になっています。
指示通りに材料の計量を自動で行います。
- 計量方式
- 3点ロードセル式自動秤(混和剤は1点)
- 最大秤量
- セメント1200kg×1器
粗骨材3000kg×2器
細骨材3000kg×2器
水 600kg×1器
混和材 200kg×1器
混和剤 20kg×2器
計9器
※プラント3Fにあります。
骨材受入設備
ダンプカーで運んできた材料をトラックスケールで計量(検量)し、写真中央のホッパーに投入します。そこからの運輸はベルコンを操作して所定の骨材置場に保管します。
洗車場
同時に4台の洗車が可能です。現場で発生した残渣(少量のコンクリートと洗浄水)をここで洗浄しながら排出し、次の出荷・運搬に備えます。
骨材回収機と汚水処理脱水機
運搬車ドラム内を洗車した時に発生する残渣は、骨材回収機によって粗骨材、細骨材、汚水に分けられます。汚水は更に脱水機にて回収水と脱水ケーキに分けられ、回収水はコンクリートの材料(練り混ぜ水)として再利用しています。
骨材置場(ストックヤード)
- 全体
- 70m×17.5m 9区画
- 有効貯蔵量
- 細骨材(細砂)310㎥×2区画
細骨材(粗砂)318㎥×2区画
粗骨材(1505)334㎥
粗骨材(2010)510㎥
粗骨材(4020)334㎥
軽量粗骨材 212㎥
予備 212㎥
計2858㎥
運搬車・試験車・ローリー車
[運搬車]
- 台数
- 常時8台(大型) 常時4台(小型)
[試験車]
- 台数
- 4台
[ローリー車]
- 台数
- 1台
試験室
- 耐圧試験機
- アムスラー型(1000KN)
- 試験練りミキサ
- 二軸強制練り(ジクロス)60ℓ
養生水槽
- 容量
- 4.97m(長さ)×1.94m(幅)×0.75m(深さ)